研究情報・メディア資料
研究のポイント
- 青森・十和田から、ゾウやクジラの「がんになりにくさ」に挑む日本発の研究
- 質量分析、次世代シーケンシング解析、ゲノムAIなどの先端技術を活用し、ゾウやクジラががんから身を守る仕組みの解明を目指す
- 人と動物のがんを比較して理解する「比較腫瘍学」の視点から、One Health 型のがん研究を推進
- 約5年間続けてきたゾウ細胞研究を、クジラを含む大型・長寿動物研究へ発展
- 研究の継続と発展のため、新しい研究資金調達方法としてクラウドファンディングに挑戦中
基本情報
- クラファン期間
- 2026年6月10日〜7月25日
- 目標金額
- 200万円
- 研究継続年数
- 約5年
- 連携・協力動物園
- 4園 (天王寺動物園・旭山動物園・八木山動物公園・安佐動物公園)
- 対象動物
- ゾウ、クジラなど大型・長寿動物
- 応用先
- 人、犬・猫・モルモットなどのペットのがん研究
現在の取り組み・背景 北里大学獣医学部 獣医生化学研究室では、ゾウやクジラがなぜがんになりにくいのかを明らかにする研究を進めています。 約5年間、ゾウの細胞を用いたがん耐性研究を継続し、2025年にはゾウとヒトのDNA損傷応答の違いについて報告しました。 現在はクジラを含む大型・長寿動物へ対象を広げ、がんから身を守る仕組みの全体像解明を目指しています。研究の発展に向け、2026年6月10日よりクラウドファンディングに挑戦しています。
お話しできる内容
- ゾウやクジラが「がんになりにくい」と考えられている理由
- Peto's paradoxとは何か
- ゾウの細胞を用いた研究で何が分かってきたのか
- 大型・長寿動物のがん耐性研究が、犬・猫・人のがん研究にどうつながる可能性があるのか
- 研究クラウドファンディングを行う背景
- 青森県十和田市・北里大学・獣医学部からこの研究に取り組む意義
- 動物園や他研究機関との連携について
- なぜがんになりにくい仕組みを研究するのか
掲載・撮影に関する素材
- 研究室での実験風景
- ゾウ・クジラ研究に関する説明図
- 細胞画像・顕微鏡画像
- 研究代表者・学生の写真
- クラウドファンディング告知ポスター画像
- 動物園連携に関する写真・資料
※使用可否については個別に確認いたします。
※取材内容に応じて、使用可能な素材をご案内いたします。
研究室コメントがんは、多くの人にとって決して遠い病気ではありません。イヌやネコといった私たちの身近なパートナー動物にとっても、いまなお命に関わる大きな課題です。
一方で、ゾウやクジラは、私たちとは異なる進化の過程で、がんから身を守る独自の仕組みを発達させてきた可能性があります。 彼らから学ぶことで、犬や猫、そして人のがん予防・治療につながる新しい視点を見いだしたいと考えています。
今回のクラウドファンディングを通じて、多くの方々とともにこの研究を前に進め、世界に向けて発信していきたいと考えています。
取材・お問い合わせ
北里大学獣医学部 獣医生化学研究室
研究責任者:吉川 泰永 准教授
お問い合わせ・本ページ作成:南 直弥
所在地:青森県十和田市東二十三番町35−1
E-mail:vm21111[at]st.kitasato-u.ac.jp
※送信時は [at] を @ に置き換えてください。